ボウタイとは蝶ネクタイの別の呼び方。もともとネクタイは17世紀頃クロアチア兵士が首に巻いたスカーフが原型といわれています。ボウタイはそのスカーフの結び目部分だけが残ったものがデザインのルーツです。20世紀に入りディナージャケットと呼ばれるタキシードが夕食着だったころに広がっていきました。

そのボウタイにも2種類あり、最初から成形されたボウタイと手結びのボウタイ。どちらにも一長一短があり、前者はフックで留めるだけなのでリボン部分が崩れることなく気軽につけられます。後者は結ぶのに一手間かかりますが、結び方次第でディンプル(結び目のシワ)が変わります。

お勧めは手結びタイプ。通常のネクタイ同様コーディネイトの最終仕上げに一手間かけることは貴方のスタイルを格上げすると考えているからです。

現在、ボウタイの着用場所は結婚式やパーティなど限られますが、限られたシーンだからこそ貴方だけのスタイルを見つけてみてはいかがでしょうか。