靴のケアをする上で一番最初にすることって何だかご存知でしょうか?洋服のケアにも通じることなのですが、一番最初にするのはブラシを使用してホコリや汚れを落とすことです。このブラッシングでホコリを落とすだけで普段のケアはいいのではないか?と言われるくらい重要な工程ですので、詳しく深堀していきます。

そもそもホコリは靴にとって大敵です。イメージしていただきたいのですが、ホコリっぽい部屋って乾燥をしていると感じませんか?それは乾燥しているホコリが大気中の水分を奪ってしまうことにってそう感じさせます。

ということは靴にホコリが被っていると、革から水分が奪われ乾燥してしまいます。乾燥した革はしなやかさが無くなりヒビ割れや退色などの悪影響を及ぼします。

靴にホコリが被る → 革が乾燥 → ひび割れ、退色の悪影響

 

さらに乾燥は革のしなやかさも無くしてしまうので、履き心地の悪さにもつながっていき悪い事しか置きません。なので、最低でも1週間に一度程度ブラッシングをしてあげるだけでも靴は長持ちをします。

ブラッシングの注意点としては、ホコリをかき出すことに長けた馬毛のブラシをつかい、アッパー(上の革)とソール(靴底)のつなぎ目や、革が縫製されている個所などのホコリが溜まりやすい場所は念入りに行うことです。

靴のケアを普段されていない方は是非この機会にブラッシングから始めてみませんか?それだけで靴が見違えて見え、あなたのスーツスタイルを格上げします。