今回のものは私が一番好きな生地ブランド、Harrisons of Edinburgh(ハリソンズ オブ エジンバラ)のもの。フロンティアという目付300g平織りの生地で強いハリ感と堅牢さを併せ持ち、イギリス服地ではめずらしい発色の良さも特徴的です。

 

最近はグレーやネイビーなど落ち着いた色味のスーツを作っていたので、鮮やかなブルーのグレンチェックのものにしています。お仕事柄この明るさ、鮮やかさが問題なければ是非チャレンジしていただきたい生地。勢いのある印象をあたえる色味です。

派手だなと思う色味のものは、無地ではなくこういった柄やラインが入っているものを選ぶとスタイリングしやすいです。

 

 

胸のふくらみから、ウエストとヒップにかけてかなり攻めて、シェイプを利かせることで166cmという身長を感じさせないバランスの良さを実現させています。

スタイリングに関しては、スーツの基本である同系色でまとめ、スーツ(柄)×シャツ(柄)×ネクタイ(無地)と柄と無地を2:1のバランスでまとめています。なにか狙いが無いのであれば、織柄をふくめて3つ全てが柄にならないようご注意ください。

 

 

ハリソンズの3Pスーツいかがでしたでしょうか。写真で見る数倍実物の生地は素敵です。是非店舗でもご覧になってください。