スーツはサイズも合っていて格好良い、シャツとネクタイの組合せも悪くないのにどこかみすぼらしい。その原因は靴かもしれません。みすぼらしさを無くし、素敵なスーツスタイルを維持していただくポイントを2つご紹介します

 

”お洒落は足元から”、”足元をみる”という言葉があるように、スーツスタイルにおいても靴は非常に大切です。皺ひとつない新品の革靴も、履くごとに甲あたりに履きジワが生まれてきます。この履きっぱなしの状態をそのままにすることが”みすぼらしさ”の原因です。

 

 

シューキーパーを入れる

数回履いてそのままの状態がこちら。履き口のあたりが大きく広がり、甲部分には深いシワ、それに伴い靴のつま先も上に反りあがっています。この状態のままにすると靴が型崩れを起こし、どんどんみすぼらしくなります。

解決策は簡単。靴にあったシューキーパーを入れるだけです。

 

左右で形がまったく違うのがわかります。シワは伸び、履き口のおさまりも良くなっています。

 

 

つま先の反りあがり具合もこの通り改善されます。シューキーパーを選ぶポイントは、シューキーパーが靴に点ではなく、面であたっている状態のものを選ぶこと。こればかりは靴に入れてみないと分からないので、靴を購入する際に同時に選ぶことをお勧めします。

 

 

これはカジュアル靴ですが、シューキーパーを入れていない靴はこのようにどんどんつま先が反りあがていきます。スーツに合わせる靴としてはこの状態はふさわしくありません。

また深く刻まれたシワは、そこから水分が失われていき最悪革割れをおこす原因ともなるので、シューキーパーはとても大切です。

 

布の乾拭き

理想は汚れ落としや靴クリームでケアすることですが、忙しいビジネスマンはなかなか時間をとることが難しいです。であれば最低限キレイな布で乾拭きしてあげましょう。

乾拭きだけでも状態は全然変わりますし、靴のケアに興味をもつきっかけにもなります。ポイントはつづけることです。

・シューキーパーを入れる
・乾拭きをして汚れをおとす

これだけで綺麗な靴の状態をたもて、スーツスタイルの格上げにつながります。是非ご参考にしてみてください。