岡山のデニム素材。世界に誇る日本素材といえばこのデニムです。Diorなどのラグジュアリーブランドでも使用され、一本10万円ちかい値段で販売されています。

この度、当店でもこの岡山デニムを使ってスーツやジャケットをお作り頂けるようになりました。

 

 

デニムのスーツ

そもそもデニムとは、経糸(たていと)にインディゴで染色した色糸、緯糸(よこいと)に白い糸を使い、経糸は3本緯糸1本で織られる綾織りの生地のことです。経糸が色糸なので洗濯や履きこむごとに色がぬけ、白くなることから、縦落ちと呼ばれる縦に白い線が見えるようになるのが特徴です。

ちなみに、ブラックデニムやホワイトデニムは色糸で無いため、厳密にいうとデニムの定義からは外れている、微妙な立ち位置の生地だったりします。

 

 

デニムの種類

デニムにはオンスという単位が存在します。これはスーツ地でいうところの目付、つまり重さのことを指します。オンスが高いと重くなるので、デニムの場合必然的に分厚くなると考えて問題ありません。

一般的なデニムは11~14オンスで、それ以上だとヘビーオンスと呼ばれるしっかりとしたものに。それ以下だとライトオンス呼ばれます。

 

今回当店でご用意したのは、スーツになることを想定した6~12オンスまでのデニム。分厚すぎるデニムはスーツにしにくいため、通常の厚さのものからライトオンスのもの。分厚いものもご要望によりお作りできますがシルエット作りが難しくお勧めしません。。

 

12oz コットン100%

ラギッド(男性らしさを強調した)なスーツやジャケットをつくるなら12オンスのものがお勧めです。コットン100%のしっかりと厚みがあるデニムで、パリッとした重厚感のあるデニムスーツが仕立てあがります。

 

10oz コットン100%

少しソフトな印象がでる10オンス。丁度よい塩梅の生地感です。

 

8oz コットン100%

オンスが低くなるほどソフトに、そして通常のスーツ地と同じ風合いのスーツに仕上がります。

 

8oz コットン98% ポリウレタン2%

コットン100%のものの特徴はよりデニムの風合いを楽しんでいただきやすいメリットがありますが、タイトに仕上げたい方にはストレッチ素材入りのこちらもお勧めです。

 

6oz コットン65% シルク35%

デニムの粗野なイメージとは一線を画すのがシルクが混紡されたこちらのデニム。ラグジュアリーさもでるためカジュアルになりすぎません。

 

いかがでしたでしょうか。生地のメーター数にも限りがありますので気になる方は是非お早めにお問い合わせください。