さて、本日はオーダーシャツの魅力について。スーツもそうですがシャツもまずはサイズが合うことが前提のアイテムです。既製品があいやすい体型の方なら問題ありませんが、肌に近いシャツはサイズがあっていないことがより分かりやすいです。

それに加えてシャツを格好良くみせるポイントは首回りと手首という二つの”首”をキュッとフィットさせることが大切です。

 

 

寸法でいうならば首回りは喉ぼとけのちょうど下あたりの外周に3cm、手首回りは手首の骨の出っ張り位置の外周に6cm(ダブルカフスであれば+1cm)のゆとりがオススメの寸法です。少しだけゆとりを持たせるならばそれに+0.5~1cmするとうまくいきます。

カフスは手首でしっかりと止まるから、数センチ長めにとった裄丈(曲げた時にも上にずり上がらないようにするため)の効果が発揮されます。

 

 

あと、微調整するならば腕時計をするほうの手首回りにゆとりを多く持たせることも一つのアイデアです。時計の厚みにより1、2cm大きくすることにより時計が収まりやすくなります。

ぶかぶかのカフスや首元はだらしなさの象徴のようなものです。身幅や着丈同様にこだわりを持って選んでみてはいかがでしょうか。シャツ選びのご参考にしていただければ幸いです。