2日前に行った生地屋さんでREDA(レダ)のシルキーエフェクトという生地に一目惚れして(自分用に1着スーツを作成中なくらいに)取り扱いをスタートさせましたのでご紹介させてください。
- エグゼクティブ
- リーダーシップ
- 高級感
- 華やかさ
シルキーエフェクトで作られたスーツはこのようなイメージを持たせることができます。
REDA(レダ)シルキーエフェクト
どうですかこの光沢感、めちゃくちゃ良いですよね。光沢系のスーツが好きな方には惹かれるものがあるのではないでしょうか。
その前にスーツのおさらい
スーツで一番大切なことはまずサイズ感です。サイズ感があっていないとどんなに良い仕立てで、良い生地を使用していても全然格好良く映りません。
そのサイズ感をクリアした後に、次に大切なことがこの生地になるわけです。
ある程度のクオリティのレベルになってくるとスーツの値段は生地の値段に直結します。凝っているこだわりの生地だと当然値段が高くなります。
生地でよく間違われるのですが、良い生地=長持ちする生地ではありません。長持ちする生地とは強度のある生地のことで、その生地を構成している糸、繊維、織り方の要素が絡み合って決まります。長くなるのでその話はまた別の機会に。
じゃあ良い生地ってどういう生地なのかというと、いろんな意見がありますが、僕が考えているのは着られる方のシーンにあっていて、その方がどう見せたいかというニーズ(潜在的なのを含む)にあっていることが重要なんじゃないかと。
格好良く見せたいのか、エグゼクティブのように見せたいのか、人を惹きつけるような人柄を出したいのか等々。
なので人によって良い生地というのは変わってきます。
REDA(レダ)
さて、前置きが長くなりましたが、REDA(レダ)の話に戻ります。
REDA(レダ)はイタリア3大生地ブランド、ロロピアーナ、ゼニア、カノニコ(※それぞれの説明は下からどうぞ)の次にくるブランドで、その中のシルキーエフェクトという生地のご紹介です。
シルキーエフェクト
イタリアで4番目というと、イマイチなのではと思わないでください。
それぞれの生地ブランドに特徴があり、このREDA(レダ)にしかない魅力がシルキーエフェクトに詰まっています。
生地作りの最終工程の一つ、フィニッシュの加工をどうするのか?によって、どういうシーンで使ってほしい生地なのか、輝かせたいのか、粗野なイメージにしたいのか、等風合いを変えることができます。
このREDA(レダ)のシルキーエフェクトは、REDA(レダ)のスーパー110’sの生地の最終工程で”ドルフィン”という機械を用いて、天然素材であるウールの光沢をより際立たせたものです。
画像で伝わりにくいのが残念ですが、、、他のウールよりも深みがあり強い光沢が生まれています。
特に織柄が入っているものはより顕著で、太陽のもとで光にあたるとまるで輝いているかのような生地感でしたのでタイトルにその文言を用いました。
シルキーエフェクトという名前の通り、まるでシルクのような手触りの良さも持っていて高級感があふれています。
- エグゼクティブ
- リーダーシップ
- 高級感
- 華やかさ
これらを求められるスーツを作られたい方には、シルキーエフェクトは特にお勧めしている生地です。
自分用のスーツが仕上がりましたら(2019年12月半ばごろ)、またブログにアップします。
お楽しみに。