ストライプ柄といえばスーツの定番柄。定番だからこそ何となくで選ばれてはいませんか?
無地のスーツを持っているから次はストライプ。このように安易に選ばれると思わぬ失敗をする場合がありますので、ストライプ柄のスーツについて詳しく解説していきます。
目次はこういった感じです。
- ストライプ柄の種類と印象
- ストライプ柄の注意点
- ストライプ柄はこういった方にお勧め
ストライプ柄の種類と印象
ストライプと一言でいっても太いものもあれば色がたくさんついたもの等、種類は様々。
それによって印象も使いかたも異なってきます。
- シャドーストライプ
- ペンシルストライプ
- チョークストライプ
- ピンストライプ
- オルタナティブストライプ
- ボールドストライプ
シャドーストライプ
ストライプの中で最もさりげないのがこのシャドーストライプ。織り柄により表現されたストライプで、光の当たり方によりストライプが浮かび上がります。
織り柄でストライプを表現している変形系にヘリンボーンストライプがあります。ヘリンボーン(ニシンの骨)という名前の通り骨のような織りが特徴で、日本名では杉綾と呼ばれています。
この織り柄で表現されたストライプが、最もビジネス使いしやすい柄になります。
ペンシルストライプ
最も細いピッチのストライプ柄がこのペンシルストライプ。5mm以下程度の幅のストライプで遠目では無地にも見えます。
チョークストライプ
まるでチョークのように縦縞をかいたようなストライプで、滲んだような柄になります。秋冬のフランネルでよくみられるストライプです。ペンシルストライプのような細幅のものはあまり見かけません。
ピンストライプ
スーツ以外にも野球の世界でニューヨークヤンキースのユニフォームがこのピンストライプ。1cm程度のピッチのストライプで遠目に見てもストライプであることが分かります。
ピンストライプよりも細いのが、ペンシルストライプ。ピンストライプよりも太いのがボールドストライプです。細ければ細いほど無地のイメージに近くなり、落ち着いた印象となります。
オルタネイトストライプ
オルタネイトとは交互のという意味あり、通常のストライプがベースの色に別の1色が入っているのに対して、他の色がさらに加えられ交互に連なっているのがオルタネイトストライプ。
い色が交互になっているのが特徴になっているため、ペンシルストライプのような細い幅のものから、ボールドストライプのように太い幅のものもあります。太いと派手なイメージとなりますが、細いものであればスッキリと見せることも可能です。
ストライプ柄の注意点
シャドーストライプからオルタネイトストライプまでご紹介しましたが、ビジネス使いとなると選択肢はぐっと狭まります。
なぜならストライプは強い印象を与える柄。ストライプのピッチが太ければ太いほど、ベースの色とストライプの明度差(明るさの違い、例えば黒と白というように)があればあるほど、より強い印象となります。
なので、ビジネスに使われるスーツですとシャドーストライプから様子をみてはいかがでしたでしょうか。
ストライプ柄はこういった方にお勧め
ストライプ柄のスーツはこういった方にお勧めです。
- スタイリッシュかつエネルギッシュに見せたい方
- ビジネススーツだとシャドーストライプが無難
ストライプスーツの選び方のご参考になれば幸いです。