本日はネクタイ選びのコツとどういった種類があり、どういったイメージがあるのかを詳しく解説します。

 

ネクタイの基本はネイビー無地

いきなり結論。

ネクタイで最初に持つべきなのは、ネイビーの無地で間違いありません。

 

ネイビーの無地が良いかというと、3つ理由があります。

  • 汎用性の高さ
  • ネイビーの色が持つ意味
  • どこのスーツ屋でも置いていること

 

汎用性の高さ

ビジネススーツの基本色はグレーとネイビー、そしてシャツの基本は白とサックスブルー(薄いブルー)次いで白とブルーのロンドンストライプ(等間隔の細いストライプ)シャツです。

これら全ての組み合わせに対応しているのはもちろん、ブラウンや明るいグレー等その他全てのスーツの色と対応できている汎用性の高さをネイビーのネクタイは持っています。

 

 

ネイビーの色が持つ意味

ネイビーの色が持つ意味はそのほとんどがポジティブなもの。誠意、誠実、優しさ、勇気など。ネイビーを見て嫌な印象を持たれる方はほぼいないです。

また本来、日本人の肌の色には無彩色よりも色が少しついたネイビーの方が似合いやすいです。

 

どこのスーツ屋でも置いていること

ネイビーの無地であればどこのネクタイを置いているスーツ屋に行けば必ず見つかります。もし置いていないのであればそのスーツ屋はお客様のスタイリングに興味がない店舗です。

そういった店舗を見たことがないくらいどこでも買えるので、最初のスタイリングに取り入れやすいネクタイがネイビー無地です。

 

無地のネイビーといっても明るさが様々。その中でも濃いネイビーが一番使いやすいです。薄いネイビー(ブルー)だとネクタイだけが浮いてしまう場合もあります。

グラデーションになるような形で、ネイビーを数種類揃えておくのもいいアイデアです。同じスーツでも薄い色のネイビーに変えると春夏時期に馴染むスーツスタイルへと変貌します。

 

最後に、ネクタイがどういった種類があるかご紹介します。

 

 

無地(ソリッド)タイ

まず一つ目にご紹介するのは無地です。スーツスタイルにおいて圧倒的に組み合わせしやすいのは無地。無地ばかり色んな色を揃えても問題ありません。

持っておいて間違いがないのは、先に紹介したネイビーとグレー。ここを揃えてみて、それでもスタイリングが寂しいなと感じられたら、違う色や次に紹介していく柄を取り入れても良いくらいです。

 

 

小紋(こもん)柄タイ

無地についでお勧めなのが小紋(こもん)柄。小紋柄とは柄が小さく連続して続く柄のことです。柄は大きくなればなるほど派手になってくるので、最初はできるだけ控えめな柄と色にするのがポイントです。

お勧めは、ピンドットと呼ばれる小さなドット柄のネイビー。最もシンプルな小紋柄といえます。

 

 

ペイズリー柄タイ

ペイズリー柄は植物などから着想を得た曲線が優美な柄。線が流動的に入り混じっていることからインパクトの高い柄として人気の柄です。

複雑なパターンによる柄のため、スタイリングのアクセントにもなります。スーツと同系色にまとめると調和がとれやすく、対になる色だと悪目立ちしやすくなるため注意が必要です。

 

 

ストライプ(レジメンタル)タイ

ストライプ柄またの名をレジメンタルタイといい、斜めに線が入っている柄のことです。定番の柄として人気が高いですが、もともとレジメンタルとは連隊に属していることを意味します。

例えば、オックスフォード大学に所属しているからこのストライプのネクタイといった風に。なので、基本的には着用シーンを限定してしまう難しい柄の一つ

ややスポーティな印象にもなるため、固い場所につけていかないほうが無難です。

 

 

その他の大柄タイ

その他の大柄のタイは慣れないうちはお勧めしません。ネクタイばかり主張しているスタイルは非常に滑稽にみられることが多いです。

スーツの基本は調和であり、基本は同系色でまとめてください。たくさんの色を使うことはスーツのスタイリングの難易度をあげ、貴方のスーツの品を損ねかねません。

 

 

いかがでしたでしょうか。

ネクタイの種類と、ネクタイ選びのコツを解説していきました。スーツを格好良く着こなすヒントになれば幸いです。