ネクタイ結ぶときに意識することは3つです。
- ネクタイの長さは適切か
- 結び目はきれいか
- ディンプルがつけられているか
それぞれについては1番下にリンク欄があるので分からないところはご覧ください。本日は一番下のディンプルの中でも変わり種、”ダブルディンプル”について。
ディンプルとは
そもそもディンプルとは英語で”くぼみ、へこみ”を意味します。ネクタイの結び方においては、結び目の下につけたくぼみのことをいいます。しっかりとディンプルを付けることで、スーツのVゾーンが華やかになります。
ダブルディンプルとは
そして、ダブルディンプルとはこのくぼみが2つつけることです。通常のディンプルに比べてくぼみを大きくすることは難しいですが、ダブルディンプルをされている方が少ないため意外性のあるVゾーン、こなれたVゾーンを作ることができます。
ダブルディンプルのやり方
ウィンザーノットやダブルノットなど、どんなネクタイの結び方でもダブルディンプルを付けることができます。今回は最もシンプルなプレーンノットでダブルディンプルを付けていきます。
大剣と小剣の長さを確認します。
大剣を小剣に一周させます。この時重なり部分を右手で押さえておくとむずびやすいです
一周させた後は、大剣を首の付け根の輪っかに通します。
前側の輪っかに大剣を通します。輪っかが小さくなって通すときにネクタイが傷まないように注意してください。
ここからがダブルディンプルのポイント。
大剣を引っ張りながら形を整えていきます。この時狙った場所以外にシワが入らないよう結び目部分を平らにするよう整えながら引っ張っていきます。
これくらいの形になるまで大剣を引っ張ります。ここから結び目下の端を両手で持ちダブルディンプルの形にしていきます。
くいっと、ひねるように端を前側に倒します。任意の場所以外にシワが入らないようしっかりと形作ります。
下をつまみながら、結び目の中も同様にW字になるよう整えます。これにより深くディンプルをつけることができます。
小剣を引っ張り形を整えて完成です。
いかがでしたでしょうか。マナーが厳しい職場では難しい場合もありますが、おっと目を引く結び方でもあるので是非お試し下さい。