今回はスーツの時に履く靴下について。
ビジネススーツはあくまで相手とのコミュニケーションツールのひとつです。カジュアルな職場を除き、ダークスーツが基本としている会社であれば靴下にまで意識を向ける必要がでてきます。
自身のことをより良く見せれるスーツスタイルで、自分の評価が下げられるのは勿体ないことです。
スーツの靴下ビジネスマナー
”足元を見る”という言葉は言い得て妙で、靴はもちろん靴下も抜かりがあってはいけません。立っていればほとんど見えなくても、座ると見えてはいけない部分が見えたり、残念な印象をあたえることになります。
ではどういった靴下を選べば良いのか?この2点を守れば間違いないです。
- 靴下の色
- 靴下の長さ
靴下の色
靴下の色の基本はこの2つのどちらかです。
- 靴の色に合わせる
- パンツの色に合わせる
グレーのスーツで黒い靴を合わせるなら、靴下の色はグレーか黒。ネイビーのスーツで茶靴を合わせるなら、靴下の色はネイビーか茶のように決定できます。
どちらか迷われたら、スーツの色に合わせた方が良いです。パンツと同色の靴下により足長効果が期待できます。
靴下の長さ
靴下は長さはふくらはぎ辺りまであることが求められます。
理由としては座ったときにスラックスの裾があがるので、ある程度の長さをキープしていないと脛(すね)が見えてしまいます。服飾研究家の故落合正勝氏の言葉を借りると、男性が人前で見せていい肌の色は顔と首、手のみ。他の部分が見えているのはダンディズムに反するということです。
NG!短い靴下で脛(すね)見え
意外と多いのが短い靴下をスーツと合わせてしまっている方。
ここまで短くなくても、短めの靴下を履かれて足を組まれたときに脛が見えてしまっている方も。ビジネススーツに短パンが無いように、脛は見えて気持ちの良いものではないと考えられています。
NG!白靴下
もともと白靴下は制服の一つとして存在していて、今でも学生服は白靴下という学校も存在します。ただし、靴下の役割は靴とパンツとの調和です。スポーティなイメージの白靴下はお洒落として復権をしてきていますが、
ことビジネススーツの中で白色は浮いてしまい調和を乱します。
NG!派手な柄靴下
白靴下同様に調和を乱す、派手な柄や色の靴下はNG。
お洒落だからと選ぶのは危険です。ビジネススーツにあう靴下は無地か、柄が入ったとしても小紋柄と呼ばれる小さな柄の集合体のみです。
いかがでしたでしょうか。
今回のブログをまとめると、
- ビジネススーツの靴下は靴かスーツの色を選ぶ
- 丈はふくらはぎが隠れるほど
- 白や派手な色柄を選ばない
ビジネススーツの靴下選びのご参考にしていただけると幸いです。