皆さんはリーガルという靴のブランドをご存じですか?日本で一番ビジネスマンが履いてきたであろう国内ブランドです。
REGAL(リーガル)はもともとアメリカのブランドでしたが、創業1902年の日本製靴株式会社と技術提携をして日本人に合う木型を追求し展開していました。その後1990年に商標を獲得した日本製靴株式会社がリーガルコーポレーションを立ち上げ現在では10を超えるブランドを展開しています。その中でも主力となるのがこのリーガルです。
リーガルは各都道府県にある路面店の他に、有名百貨店では必ずといっていいほど取り扱いをされ、アウトレットなどでも展開しているため多くの方に親しまれています。
どこの都市でも接する機会があり、価格も1~3万円台と手に取りやすいため紳士靴の入門とされています。ガラスレザーと呼ばれるコーティングされた靴はリーガルの代名詞。これに似たレザーは英国紳士靴ブランドのチャーチでも作られていますが、おもに安価な靴ブランドからリリースされ、靴好きからは敬遠されることもあるレザー。
ただし、リーガルに関して価格によりクオリティのバランスが大きく変わります。それは工場がモデルにより異なっているためで、1万円台のリーガルと3万円台のものは別物。革質からソールの雰囲気、シルエットまで全然違います。
リーガルで紳士靴を選ぶならお勧めは断然3万円台のモデル。コストパフォーマンスという面でもたいへん優れており、ケア次第で何年も履ける靴になります。3万円後半のモデルはリーガルコーポレーションの最上位ブランド、シェットランドフォックス(4~9万円台の価格帯)にも肉薄しています。リーガルに限らず、イメージに流されることなく是非靴屋さんで商品を試着してみることで貴方にぴったりのものが見つかると思います。
ポイントは貴方がどういう場所で履き、どういう風な印象を持たれたいかをしっかりと伝えること。そして試着をしっかりとして、サイズの合ったものを履き比べることです。