鏡を見て自分のスーツ姿がしっくりこなかったり、一人でいるときには良い感じに思えても全体の中の写真をみるとイマイチに見えたり。そういったことが起こる原因は、スーツの色が黒だからかもしれません。

黒がビジネスシーンで良しとされているのは日本だけです。ここは日本なのでその風潮が悪だというわけではないのですが、黒が似合わない理由が2つあります。

・本来似合わない色
・黒がもつ印象と意味

 

本来似合わない色
実は黒は似合わない人が多い色だということをご存知ですか?黄色人種であるアジアの人は、欧米人にくらべて肌の色が黄色みが強くなります。似合う似合わないの境界は肌や目、髪の色が影響してくるため、一般に日本人には黒が似合いにくいです。パーソナルカラー理論の中では実に3/4種類の日本人は似合わない顔の色をしていると言われています。

 

黒がもつ印象と意味
黒は高級感のある色ではありますが、すべての色の中で最も強く、圧力があり自己主張を強くするような印象は人に与えてしまいます。強い色を身に着けることは逆にいうと自分とスーツをチグハグにみせてしまう場合もあります。ミッドナイトネイビーやダークグレーのスーツと並ぶとその印象は顕著にあらわれ、馴染の良い色の後者のスーツに比べて黒はどこか顔と馴染まずしっくりこない現象を引き起こします。

 

以上になりますが、スーツがしっくりこない方で、黒ばかり着ている場合は一度違う色を選択肢にいれてみてはいかがでしょうか。