オーダースーツを仕立てる上で重要になってくる生地選び。その中でもチェック柄を取り入れるという話。

どういうシーンで着用してどう見られたいのかによって、選ぶ柄は異なってきます。もっともオーソドックスな生地はやはり無地ですが、そればかりではつまらないと感じる方へ。人の心に一歩近づき、おしゃれな印象を持たせたいときチェック柄は効果的です。

チェックに限らず柄のルーツは民族や所属をあらわすものからスタートしています(例えばスコットランド地方のタータンチェック、ユニフォームに使われることが多いギンガムチェック等)。なので比較的派手ながらもおおく、スーツに仕立てることが難しい柄もおおいのは事実。ですがウインドウペンというチェック柄は非常にシンプルです。

” windowpane(窓の枠)”という言葉からきているウインドウペンは、ラインが窓枠のように格子状になっている柄。シンプルかつ古くからある英国由来の柄なので、オーダースーツに仕立てると非常にクラシカルかつお洒落。シンプルなので合わせやすいという、まさにチェックをはじめて取り入れたい方に非常にお勧め柄がウインドウペンです。