さて、本日のブログはそんな結婚式にちなんだブートニエールについて。ブートニエールとは結婚式の新郎がタキシードの襟に挿しているあの花のことです。
ブートニエールについて
スーツの襟にはボタンホールと呼ばれる穴が開いていますが、これはもともと前側を閉じてボタンで留めていたものの名残。
現在の使用法としては社章などを挿される方もおおいですが、本来は花を飾るために残されたディティールでした。というのも19世紀のヨーロッパにおいて、男性が女性にプロポーズをするとき花束を贈る風習があり、女性が承諾をすればその花束の中から一輪だけ抜き取り、男性のラペルに挿して飾るというロマンチックな由来からきているといわれています。
花を模したブートニエール(ラペルピン)。これは”ラルディーニ”というイタリアのブランドがジャケットの襟にをつけて販売していたことから、一般的になってきたスーツ小物。当店で展開するのは、ラルディーニのブートニエールにも使用されている素材のフェルト地のものから、ナット(木の実)、シェル(貝)のものまで豊富な素材と色の中からお選びいただけます。決して主役にはなれないスーツ小物ですが、ブートニエールを取り入れていただくと、さりげないお洒落を楽しんでいただけます。
ブートニエールのコーディネートのポイント
ブートニエールのコーディネイトのポイントとしては、ネクタイや小物、スーツの色のいずれかに合わせたものを選ぶこと。それを守らないとブートニエールだけ浮いてしまい、バランスが非常に悪くなります。なのでブートニエールを選ばれる際は、自分が持っているネクタイやスーツの色を考えながら行うと失敗をしにくいです。
シャツとネクタイとほぼ同じ色のものを選び調和した組み合わせです。
同系色ではありますが、スーツやネクタイよりも1トーン明るさの高いものを選び、ブートニエール自体がアクセントとなっています。スーツの色よりブートニエールが明るければアクセントとなり、暗ければ全体をしめる役割をになうのもポイントです。
いつものスーツスタイルの+1としてこのブートニエールを楽しんでみてはいかがでしたでしょうか。